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山形に「藤崎」小型店 山形初上陸の商材も

オープン初日の様子

オープン初日の様子

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 複合施設「アズ七日町」(山形市七日町1)1階に6月12日、「藤崎山形店」がオープンした。

オープンと同時に入店する買い物客

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 宮城県仙台市に本社を置く百貨店の「藤崎」は、本店の利用客数が、宮城県内の次に多いという山形で、さらに地域に根ざした形で利用してもらうため、山形市中心部の七日町に小型店を初出店した。宮城県以外での出店は3店舗目。売り場面積は490平方メートル。同百貨店系列の小型店としては最大級の規模という。

 同社営業企画部の山家広基さんは「山形に店舗を構えることで、本店まで足を運べなかった人にも利用していただきたい。七日町の活性化やにぎわいの手伝いができたら。地元百貨店の『大沼』との共存、共栄も目指している」と話す。

 商品数は約2000種類。本店に近いグレードを展開する婦人服店「アヴェニュー」のほか、山形初上陸となる「栗原はるみショップ」「源吉兆庵」「資生堂パーラー」など、本店でも人気の商材を取り扱う。

 オープン初日は、開店前から約250人が列を作った。山形市内から訪れた60代の女性は「どんなものが売っているのか興味があり来てみた。オープンを楽しみにしていた」と話す。

 店長の木幡修さんは「女性やファミリー層、家族みんなで楽しめる店を目指した。優れた商材を山形の方に紹介していきたい。食材を中心とした山形の魅力的な商材も宮城へPRしていければ」と意気込む。

 営業時間は10時~19時。

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