カフェや雑貨店の顔を併せ持つリラクゼーションスペース「ユタカフェ」(山形市芳野)が5月15日、プレオープンした。
一見すると「アメリカンヴィンテージ風のカフェ」、中身は「リラクゼーションサロン」という同店。店長の鈴木豊さんは雑貨と本の店から、珈琲豆の卸業、リラクゼーションサロンを経て独立したという異色の経歴を持つ。店名は鈴木さんの名前から取ったもので、「みんなが集まる場所」という意味を込めて「カフェ」と付けたという。
「昔からコーヒーと雑貨の店をやってみたかった。やりたいことを全部やったら自然とこういう形になった」と話す鈴木さん。「今までの経験の集大成のようなもの」だという。
リラクゼーションメニューは、タオルの上から疲れのたまった箇所を大きくもみ解かす「Bodyコース」(30分2,300円~)や、足裏を刺激する「Footコース」(同2,500円~)、2つのコースを合わせた「Half&Half」(60分4,800円~)など。
店内のカフェスペースではコーヒーのサービスのほか、店のディスプレーなどにも使われている鈴木さんこだわりの雑貨の販売も行っている。
鈴木さんは「特に意識はしていないが、男の人でも一人でふらっと気やすい場所だと言われる。雑貨を見るだけでも、コーヒーを飲みに来るだけでも大歓迎。ぼげっと(山形弁でぼーっと)しに来てもらえれば」と話す。
営業時間は11時~19時。金曜定休。