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山形で企業向けデザインセミナー、売り場目線で「魅力を伝えるデザイン」テーマに

日野明子さんがアドバイザイーを務めた県内企業9社の製品開発を実例として紹介

日野明子さんがアドバイザイーを務めた県内企業9社の製品開発を実例として紹介

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 山形県工業技術センター(山形市松栄2)で3月24日、地元の企業経営者や商品開発担当者などを対象にしたデザインセミナーが開催される。

「魅力を伝えるデザイン」をテーマに開催されるデザインセミナー

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 講師には、百貨店やショップと作家・産地をつなぐ「一人問屋」として知られる日野明子さんを招く。日野さんは松屋商事を経て1999年に独立しスタジオ木瓜を設立。問屋業を中心に、生活用品の展示会や企画アドバイスなどを行っている。

 日野さんは、同センターが本年度主宰する「エクセレントデザイン塾」のアドバイザーを務め、県内企業9社の製品ブラッシュアップや、売り方の工夫などについて企業担当者と意見を交わしてきた。同セミナーでは日野さんのアドバイスを受け、実際に商品化となった製品や、見せ方に工夫を加えたものなどを実例として紹介し、製品を売るために必要なデザインや有効な売り方について、売り場目線からのアドバイスを中心に講演を行う。

 同セミナー担当者の大場智博さんは「生活用品を手掛ける企業を中心に、製品はあるがどうやって売ったら分からないなどの悩みを持つ方に来ていただきたい。店を通して客に届くまでに必要なデザインや、見せ方の工夫が学べるはず」と呼び掛ける。

 開催時間は15時30分~17時15分。参加無料。定員は約30人(要事前申し込み)。問い合わせは山形県工業技術センター企画調整室(TEL 023-644-3228)まで。

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