山形で秋の風物詩「日本一の芋煮会フェスティバル」 あいにくの雨、物ともせず

ショベルカーで調理、日本一の芋煮鍋

ショベルカーで調理、日本一の芋煮鍋

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 山形市の馬見ヶ崎河川敷で9月18日、「日本一の芋煮会フェスティバル」が開催された。

今年も大賑わいの会場

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 直径6メートルの大鍋で3万食もの芋煮を作る同イベントは今年で28回目を迎える。今年も大鍋の中には里芋3トン、牛肉1.2トン、こんにゃく3,500枚、ねぎ3,500本、味付け醤油700リットル、隠し味に日本酒50升、砂糖200キログラム、山形の水6トンが投入され、日本一のスケールで開催された。

 当日は小雨が降っていたが、あいにくの天気を物ともせず、傘を差した多くの来場者が会場を埋め尽くしていた。熟練の参加者はテントやレジャーシート、マイ鍋を持参し、万全の体制で芋煮会を堪能していた。

 山形市の大学に通うカナダ人の男性は「初めて参加して、大鍋を実際に使っているところを見てとてもびっくりした。芋煮は本当に美味しい」と満足げな様子だった。

 山形市から参加した30代の男性は「普通の醤油味の芋煮も美味しいが、初めて食べた塩味の芋煮も美味しかった。あいにくの雨だったが、やはり山形の芋煮は外で食べるのが一番」と笑顔を見せる。

 今年もこの恒例の行事が、山形の芋煮会シーズンを一層盛り上げた。

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