山形・上山市で11月13日、サイクルイベント「かみのやまツール・ド・ラ・フランス大会」が行われる。
今年で27回を数える同イベントは当初、市民の健康増進を目的にしていたが、サイクリングブームもあり市内はもとより県内各地、県外からも参加者が集まるようになった。年々規模が大きくなり今年は1000人の募集枠を設ける。
大会名は、ヨーロッパで行われる世界最高峰の自転車レースに敬意を払い、地元特産の洋ナシ「ラ・フランス」を掛けたもの。
山道のアップダウンがある30キロコース、60キロコースと、アップダウンが少なくファミリーで楽しめる20キロコースを用意する。速さを競うのではなく、上山の自然、歴史・文化などの地域資源や秋の味覚を満喫してもらい、参加者同士の交流を深めてもらうのが目的。コースの途中ではラ・フランスや玉こんにゃく、飲み物、ゴールでは山形名物の芋煮が振る舞われる。
大会前日の12日には、市内の文化財や歴史的建物を巡る「まちなかサイクリング」も行う。
参加申し込みは9月1日から受け付ける。参加料等、詳細はホームページで確認できる。