山形市の蔵王上の台特設会場で8月21日~23日、音楽フェス「蔵王龍岩祭」が開催された。
「NAMBA69」や「ズクナシ」などの豪華アーティストが会場を盛り上げた
記念すべき10回目の開催となった今年は、DJ、VJ、ワークショップなどを含め100組以上のアーティストが参加。会場では子ども連れや外国人の姿も多く見られ、3日間で約7000人の来場者が県内外から訪れた。
開催中は時折雨が降り出す場面もあったが、全てのアーティストが予定通りライブを行い、参加アーティストからライブ中に「10年続いたことは決して当たり前のことではない。これからも続けてほしい」など、10周年の同祭をねぎらうコメントも聞かれた。
音響と照明の電力を賄うソーラーパネルを片付ける際には、スタッフと共に数十人の観客が手を貸すという同祭ならではの光景も。
実行委員長として初年度から運営に携わってきた五十嵐康朗さんは「10年続けてきて良かった。関わってくれた全ての人に『ありがとう』の言葉しかない」と話し、来年以降の開催については、代表を退き次の世代へ引き継ぐ予定であることも明かした。
2016年からはコネクテック取締役の鑓水大輔さんを中心とした新体制で、新たな「蔵王龍岩祭」をつくり上げていくという。