山形・芋煮会大鍋前で野外芝居 唐十郎氏の弟子ら初公演

3月の浅草劇場公演で披露された「青頭巾」

3月の浅草劇場公演で披露された「青頭巾」

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 山形市を流れる馬見ヶ崎川のほとり、芋煮会大鍋前(山形市緑町4)で8月13日、横浜市を中心に活動する演劇団「劇団唐ゼミ☆」と学生ユニット「ザ・クロナイン」による野外芝居「ガイア演劇プロジェクト 唐十郎ワールドin東北」が開催される。

現役大学生が前座を務める

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 同公演は横浜国立大学が主催し、「地球上のすべての場所を劇場に」というコンセプトの下「ガイア演劇プロジェクト」と釘打ち、秋田市、山形市、石巻市、仙台市の東北4都市を巡業するもの。山形市での公演は初。

 劇作家で演出家の唐十郎氏が、横浜国立大学在学中に立ち上げ、その後直系の弟子らが旗揚げした「劇団唐ゼミ」による「青頭巾」(初演1979年)のほか、前座では横浜国立大学に所属する9人の学生によるユニット「ザ・クロナイン」がパフォーマンスを行う。

 「劇団唐ゼミ☆」の代表で演出家の中野敦之さんは、「山形で唐十郎の作品を、直系の劇団がやるのは初めてのこと。野外劇の仕組みもかなりめずらしい企画だと思うので、山形の人にもぜひ知って欲しい」と来場を呼びかける。

 開演時間は17:30。料金は一般1,500円、学生1,000円(当日は共に+500円)。問い合わせは劇団唐ゼミ(090-9803-9409)まで。

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