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山形市の食堂がオープン8カ月 イベントスペースも併設

日替わりワンプレート。玄米菜食の食事を提供する。

日替わりワンプレート。玄米菜食の食事を提供する。

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 山形市の「そら・いろ食堂(山形市新山)」がオープンして8カ月がたった。

オーナーの佐藤和雄さん(左)と妻の温保さん

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 2014年5月にイベントレンタルスペースとしてオープンした同店。オーナーの佐藤和雄さんの「この場所を面白くしたい」という思いから、同年11月から食堂を始めた。ガーデンデザイナーである佐藤さんが、もともと岩盤浴施設だった建物を改装。店内には食堂スペースとイベントスペースがあり、広々とした空間でくつろぐことができる。店主は佐藤さんの妻・温保さんが務める。

 食堂のテーマは「ゆるマクロビ」。マクロビオティックとは、穀物や野菜を中心に食事を取ることで健康的な暮らしを実現する考え方で、同店はその考え方に基づいた料理を提供している。おすすめメニューは「日替わりワンプレート」(800円)で、玄米ご飯とみそ汁に、車麩(くるまふ)のカツや大豆ミートの空揚げなどが日替わりで付く。肉と魚は一切使わず、麩や大豆などで肉や魚の食感を表現しているという。店主の温保さんは「きっちりとしたマクロビではなくゆるいマクロビなので、お客さまに体に優しいものを気軽に食べに来てほしい」と語る。

 食事メニューは他に、期間限定の「冷汁玄米ごはん」(700円)や「お子様ランチ」(500円)など。「りんごジュース」(300円)や「はちみつ紅茶」(400円)などのカフェメニューも用意する。オーナーの佐藤さんは「飽食の時代だからこそ、玄米菜食の食事を取ることで健康や自然について考える機会になれば」と話す。

 食堂スペースの奥にはイベントスペースも併設。1カ月に約10イベントが開かれている。レンタル料金は大ホール=3時間4,000円など。日曜には、庄内映画村などで活躍するスタジオセディックシネマスクールのレッスンにも使用されている。使用できる曜日などは相談に応じて決める。

 佐藤さんは「人との出会いやご縁でイベントスペースが始まり、食堂もできた。これからも関わってくださる周りの方に感謝しながら、どんどん面白い店にしていきたい」と意気込む。

 食堂の営業時間は木曜・金曜の11時~14時。イベントスペースの営業時間は9時~18時。

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