ラーメン店「らー麺山之助」の2号店(山形市宮町5)が7月10日、グランドオープンした。
中太麺に、鶏ガラとモミジを5~6時間煮込んだこだわりの「鳥白湯」が特長という同店。店主の高橋雅俊さんは地方銀行に務めた後、一念発起し首都圏のラーメン店で5年間修行を積み独立した。1号店の本店は2008年、「中心街を元気にしたい」という思いから山形市七日町にオープン。カウンター席のみのコンパクトな店舗ながら、仕事中のサラリーマンや、1人で来る女性客などにも人気を集めていた。
2号店出店の理由について、高橋さんは「本店では難しかったファミリー層を囲い込みたかった」と話す。店内にはカウンター10席、テーブル席16席、座敷8席を用意。駐車場も完備する。
メニューは本店と同じラインアップで、定番の「味玉らー麺」のほか、これからの季節には「からし味噌(みそ)つけ麺」(以上780円)がおすすめだという。
「もともと経営者になりたいという思いがあった。ラーメン好きでもあるし、ラーメンの人間くささが自分の性格に合っている」と話す高橋さん。「目指すは世界」と意気込む。
営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~21時。日曜定休。