山形県の天童温泉で今月、「全国くちびる美人コンテスト」の応募が始まった。主催は天童温泉協同組合。
山形の県花で、口紅の原料となる紅花にちなみ、1989年から始まった同コンテストは今年で27回目。天童温泉の宿泊客が自分のリップマーク(唇)を応募用紙にスタンプし、その美しさを競うもの。毎年3000~4000の応募があるという。
応募コースは、女性限定の「ベストリップ賞」(賞金10万円、副賞つやひめ)、「セクシーリップ賞」(賞金5万円、副賞つやひめ)、男性向けの「ダンディリップ賞」(賞金3万円、副賞つやひめ)、10歳以下の子ども向けの「チャイルドリップ賞」(豪華賞品、副賞つやひめ)。いずれも各部門の応募者の中から1人が選ばれる。
そのほか天童温泉内の12の旅館が選ぶ「旅館えこひいき賞」(賞品 特産品)が12人、おかみが選ぶ「女将えこひいき賞」(賞品 天童ワイン山形ルージュボトル)が5人、インターネットからの応募者限定の「ネット賞」(賞品 地酒)が5人に贈られる。
応募方法は天童温泉の各旅館、ホテル内に設置された応募用紙に必要事項と唇のスタンプを捺(お)して応募する。天童温泉まで足を運べない人のために「ネット賞」を用意し、インターネットからの応募も可能となっている。応募用紙は天童温泉協同組合のホームページからダウンロードできる。
応募締め切りは9月30日まで。審査結果は10月下旬ごろに同組合ホームページなどで発表される。