話題の書き時計「プロック」、東京で再展示へ 要望多く異例の対応

制作中の鈴木さん

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 東北芸術工科大学(山形市上桜田3)の「卒業・修了研究/制作展」で展示されネット上で大きな話題となった「書き時計」(正式作品名:Plock[プロック])が東京都美術館で再展示されることになった。

書き時計の制作風景

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 同大プロダクトデザイン学科4年生、鈴木完吾さんが制作した同作品は、時刻を時計が自ら書き記していくもの。展示前に制作者が友達に見てもらおうとツイッターにアップしたところ、半日で10万リツイートに上り、「すごい」「天才」「売ってほしい」などさまざまな声が上がった。(2月19日現在、180,000リツイート)。

 展示会は、多数のメディアで紹介されたこともあり、各学科・コース展示会場の来場者数は昨年より大幅に増加した。

 今回の再展示は、同大芸術学部美術科(日本画・洋画・版画・彫刻・工芸・テキスタイル・総合美術)の平成27年度卒業・修了生の成果発表展。通常デザイン工学部の展示は含まないが、2月9日~14日に同大で実施した「卒業/修了研究・制作展」に来場できなかった県外の人から再展示の要望を多数受け異例の実施となった。

 再展示される「東北芸術工科大学 卒業・修了展 東京展」は、東京都美術館(東京都台東区)で2月23日~28日。開催時間は9時30分~17時30分。入場無料。

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