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モンテディオ山形の試合後に野外上映会 アニメ製作ワークショップも

映画「チェブラーシカ」の野外上映会の様子

映画「チェブラーシカ」の野外上映会の様子

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 モンテディオ山形(天童市)とNPO法人「山形国際ドキュメンタリー映画祭」(山形市)が9月18日、NDソフトスタジアム山形(天童市)で子ども向けワークショップ「イラストを動かしてアニメーションを作ってみよう!」と映画「チェブラーシカ」の野外上映会を開催した。

子ども向けワークショップ「イラストを動かしてアニメーションを作ってみよう!」の様子

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 10月7日から開催される「山形国際ドキュメンタリー映画祭2021」を記念して企画した両イベント。同映画祭は1989(平成元)年から隔年で開催してきた。17回目となる今回は、新型コロナウイルスの影響によりオンラインで行う。

 同映画祭の岡部愛理事は「今年は開催年なので映画祭のPRを兼ねて企画した。以前から、分野にかかわらず芸術やスポーツなどの団体で交流していければと思っていたが、こうして実現できてうれしい」と話す。

 同日に行われた「京都サンガF.C.」戦の前に行われたワークショップには、事前に申し込んだ親子9組が参加。円形の盤にイラストを描き回転させる初期のアニメーション機器「フェナキストスコープ」を製作した。山形市から参加した小学4年生は「花火が打ち上がったところをアニメーションにした。同じように何枚も絵を描くのが難しかったが、自分で作ることができてうれしい」と感想を話す。

 野外上映会は試合終了後に開催した。チェブラーシカは、1966(昭和41)年にロシアの児童文学作家エドゥアルド・ウルペンスキーの童話「ワニのゲーナ」で初登場したキャラクターで、今回上映された映画はロマン・カチャーノフ監督の人形アニメーション作品。上映会は試合終了後に行われ、約100人のサポーターが鑑賞した。

 岡部さんは「ワークショップは、事前に作品の構成を考えてきたり、アニメの仕組みを予習してきたりするなど、参加者の熱意に驚いた。上映会は、試合後の開催で心配だったが、足を止めてくれた人も多く、映画の力を改めて感じた」と話す。

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