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山形市民会館で朗読会 「コロナで落ち込んだ気持ちを発散して」

「朗読の会 幻耶」メンバー

「朗読の会 幻耶」メンバー

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 「朗読の会 幻耶(げんや)第24回公演『朗読のひととき』」が10月2日、山形市民会館小ホール(山形市香澄町2)で行われる。

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 同会は今から約30年前、山形市を中心に活動していたアマチュア劇団「劇団 北」の若手団員らで発足した。現在は9人が所属し、年1回の定期公演のほか、施設に出向いて朗読ボランティアなどを行っている。今回の公演は団員8人が出演する。

 演出担当者の水戸部幸子さんは「昨年の定期公演では、例年250人ほどある来場規模を縮小し、連絡先を確認して定員150人に限定するなどコロナ対策を講じた。今回も観客席はもちろんステージ上の出演者同士も距離をとるなどコロナ対策を行う」と話す。

 当日は、全員朗読の奥田英朗原作「夫とUFO」、同・夢枕獏原作「ものいふ髑髏(どくろ)」、水戸部さんによる一人朗読の重松清原作「バスに乗って」の3作品を上演する。

 水戸部さんは「これまでの公演は、しんみりとした作品を選ぶことが多かったが、今回はコロナで落ち込んだ気持ちを観劇で発散してもらえればと思い、明るい作品を選んだ。大声で笑うのは難しいご時世だが、大いに楽しんでもらえたら」と話す。

 13時30分開場、14時開演。入場無料。新型コロナウイルス対策として、来場者の連絡先を確認するため事前申し込みが必要。同会事務局(TEL 090-2991-0713)で受け付ける。

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