山形で美容技術選手権大会 ヘアスタイル・着付けの技術競う

「ワインディング」部門の競技の様子

「ワインディング」部門の競技の様子

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 山形県美容会館(山形市薬師町1)で7月4日、「第36回山形県美容技術選手権大会」が開催された。

各部門で優勝を勝ち取った5人の選手

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 若い美容師の感性と技術力の向上を目的に、全国大会予選会、北海道・東北ブロック大会予選会を兼ね開催される同大会。競技部門は「ワインディング」「カット&ブロー」「ヘアスタイル」「留め袖着付け」「中振り袖着付け」の5部門で、23人の学生を含む45人が参加した。

 参加者は県内の美容室経営者、従業員、美容学生などで、制限時間内で技術の正確さ、美しさなどを競う。選手たちは観客と審査員が見守る中、緊張した表情で、それぞれの競技に臨んだ。

 大会実行委員長の桑原通夫さんは「技術職のライセンスを持っている者として、常に技術力の向上の責任がある。この大会は一生懸命頑張っている若い人たちの発表の場の提供や一般へのPRの意味もある」と話す。

 今大会では、ワインディング部門=横尾早紀さん、カット&ブロー部門=鈴木楓さん、ヘアスタイル部門=松田みのりさん、留め袖着付け部門=黒澤麻菜美さん、中振り袖着付け部門=原田真理子さんが、それぞれ優勝(県知事賞)を勝ち取った。全種目を通して最も優秀な選手に送られる県知事杯には、ヘアスタイル部門の松田さんが選ばれた。

 各部門の優勝者5人は、9月12日に山形ビッグウイングで開催される「東北ブロック美容技術競技大会」と10月18日に大分県で開催される「全日本美容技術選手権大会」へと駒を進める。

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