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山形で永瀬正敏さん主演短編映画「LIFE」撮影 大学生とプロのスタッフが合同製作

セットの準備をする学生

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東北芸術工科大学映像学科(学科長=林海象教授・映画監督)が、永瀬正敏さん主演の短編映画「GOOD YEAR」に続く第2弾として、短編映画「LIFE」を製作した。

主演の永瀬正敏さん

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 東日本大震災以降、福島第一原発で作業員として働き、町の依頼で避難区域内で亡くなった人の遺品整理の日雇い仕事に就くことになった男を描く物語。避難指示を無視し、隠れて住み続けていた70歳の老人のじっとりとした死の痕跡から、その中で「生きるしかなかった」現状や思いを感じ取るという。

 今回の撮影では、スウェーデンの映画祭で最優秀撮影賞を受賞した前作に続き、俳優の永瀬正敏さん、大西信満さん、堀内正美さんらが撮影のために山形入りした。撮影および製作は、林教授のチュートリアル所属学生を中心とした有志20人と、プロの映画スタッフ5人による混合チームが行う。映像制作を学ぶ学生たちに、俳優たちの演技に向かう覚悟や現場を体験するとともに、撮影や映像編集など製作プロセスを学生が担った作品が「世界レベルに通用する」ことを学んでもらうことを目的とした。

 同作は、短編映画3部作のうちの第3部で、一昨年に撮影した「GOOD YEAR」は第2部となる。第1部は今年の夏に高松市内で撮影予定。3部すべてが完成した後は、海外の短編映画祭に出品する予定。

 永瀬さんはこの映画の役作りのために、何度も被災地に足を運びいろいろな人と話をし、体験や苦悩を聞いたという。学生が製作に参加することについては、「とても楽しい、映像界の未来と今仕事ができていることがありがたい。違う現場に行くと、前作でのスタッフだった学生が近寄ってきてくれる。未来が育っていると感じた」と話す。監督は「単純に面白い。プロではないので、予想がつかないそこが面白い。失敗して学んでくれればいいと思う。手探りで作ってる感じがいい」と語った。

 製作に参加した学生の葛原学さんは「とても楽しい。プロの映画スタッフの方と仕事ができ、この経験はどこに行っても役に立つと思う」。永瀬さんについては、「以前から永瀬さん主演の映画を見ていた。今回現場で一緒だが、直接会っている感じがしなく映画を見ているように感じている」と目を輝かせた。

 公開日は未定。

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