山形大学付属博物館がリニューアル 大型展示も可能に

博物館入口

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山形大学付属博物館(山形市小白川1、TEL 023-628-4930)が11月27日、リニューアルオープンする。

貴重な展示品

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同館はこれまで、同大学付属図書館の3階にあったが、老朽化と収蔵物が多く手狭になったため移設することになった。

収蔵品は、山形大学の前身である山形県師範学校時代から集められた古文書2万8893点をはじめ、油絵や彫刻などの人文科学資料、化石・鉱物・剥製標本の自然科学資料から現在の大学での研究の成果まで3万2000点。

リニューアル後の展示スペースは、天井を高くし、長谷堂城の門など大きな物も展示できるようになった。山形県の有形文化財に指定されている物もあり、歴史的に貴重な物も多く収蔵される。一度に収蔵品すべての展示はできないため、入れ替えをしながら展示をしていくという。

同館館長の八木浩司教授は「これからは大学の正門を入ると正面にあるので、多くの地域の方に来ていただき、歴史的資料をみて地元を再認識してほしい」と話す。

開館時間は、9時~17時、土曜・日曜・祝日休館。リニューアルオープン特別展として「山を見るひと」展を来年1月29日まで開く。

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